ホーム > クルーズニュース > 2024/10/7 CCS17 今月17−19日に天津で
通算17回目となる「チャイナ・クルーズ・シッピング・カンファレンス」(CCS17)が今月17日から19日までの3日間、天津で開かれる。例年同様、中国クルーズ・ヨット産業協会(CCYIA)が主催し、地元地方政府などが共催する。開幕を前にCCYIAでは、「クルーズ船で来訪する外国人観光客のビザなし入国など、クルーズ事業を支援する政府当局の新たな政策と措置などが奏功し、中国のクルーズ産業は着実に回復基調を続けている」などとマーケット全般の現状を展望する。
CCS17初日は、クルーズ振興に関する政策と経済に関するフォーラムでスタートし、世界のマーケット見通しや今後10年間の業界展望などについて意見交換する。また、開催地である天津地区のクルーズ産業の今後や最新政策についても議論する予定。このほか、国内外のクルーズ船社トップが出席するリーダーズフォーラムもある。
2日目には、造船および運航全般にフォーカスし、人材育成や新ブランドならびに新航路を紹介するパネルディスカッションなどがある。また、クルーズインバウンド観光フォーラム、天津クルーズ円卓会議、中国の港と北東アジアおよび東南アジアの寄港地に焦点を当てた意見交換なども予定する。