ホーム > クルーズニュース > 2024/10/12 カーニバルパノラマ シンガポールでの改装終え北米西岸へ
米カーニバルクルーズラインは現地時間の10月12日、シンガポールのドックで改装工事を行っていた「カーニバルパノラマ」(133,500総トン、乗客定員3930人、2019年建造)について、すべての作業を終えて営業航海に復帰したと発表した。今回の改装では、全面禁煙となるカジノの新設やショッピングコーナーを拡充したほか、プロカメラマンによる撮影を予約可能なドリームスタジオ、ミニ・ゴルフエリアなどを新増設した。また、数年がかりで進めてきた配下船の外観塗り替えも行われ、アメリカ国旗をイメージさせる青・赤、白の3色に塗り直された。外観色の変更は同船ですべて完了したという。
改装を終えた同船は、シンガポールからベトナム、マレーシア、フィリピン、グアム、ハワイ経由で北米西岸のロングビーチを目指す25日間の太平洋横断クルーズに就航した。ドック入り前の北米からシンガポールに向かう片道型クルーズでは日本に寄港したが、帰路の太平洋横断では日本寄港は盛り込まれなかった。ロングビーチに到着後の同船は、11月上旬から5−7泊のメキシカンリビエラ周遊に投入される。(写真提供:カーニバルクルーズライン)