ホーム > クルーズニュース > 2024/10/17 米ジュノーの土曜日寄港禁止 住民投票で提案否決
アラスカクルーズ有数の寄港地ジュノーで、クルーズ船の土曜日寄港禁止の可否を問う住民投票の最終結果がまとまり、反対6575票、賛成4196票で地元住民の提案は否決された。現地時間の10月16日付け米系業界紙(電子版)が報じている。ただ、この結果について北米のクルーズ関係者らは、「これを勝利とみるべきではない。なぜなら、土曜日寄港禁止を支持する何千もの市民がいるのだから」などとコメントしたという。
ジュノー市当局とクルーズ船社の国際業界団体CLIA(クルーズライン・インターナショナルアソシエーション)は、今季から始める自主規制として「1日当たりのクルーズ船寄港数を5隻以下に制限する」ことで合意済み。さらに、今年6月には「来訪するクルーズ船の下段ベッド換算で1日あたり1万6000人、土曜日は同1万2000人に制限する」ことを盛り込んだ協定も結んでいる。