ホーム > クルーズニュース > 2024/10/18 米アザマラ 2026年夏にアラスカ配船、春秋には日本へ
上級志向のクルーズを提供する米アザマラは現地時間の10月18日、2026年の夏季スケジュールでアラスカクルーズを運航すると発表した。7年ぶりの配船復活といい、「乗客からの長年の要望を受けて再開を決めた」などとコメントする。
「アザマラパシュート」(30,277総トン、乗客定員704人、2001年建造)を投入する26年夏のアラスカ配船は、5月9日に東京を出るクルーズでアラスカを目指し、同月21日の米ウイティアー発から実質スタートする。配船期間は8月末までとし、10日から13日間の日程でカナダのバンクーバーとウイティアーを結ぶ片道型をメインに運航する。寄港地はケチカン、ヘインズ、スワード、コディアック、スキャグウエイ、ビクトリアなど。
アザマラは今年4月、26年春までの運航スケジュールを公表し、日本寄港を含めた北東アジア周遊を「パシュート」で3月上旬から5月前半にかけて運航することを明らかにした。この後の同船の配船海域に注目が集まっていたが、同社のホームページを確認したところ、夏のアラスカ配船終了後に再び同船で日本寄港を盛り込んだクルーズを秋に計画していることが分かった。現時点では、同年8月27日にバンクーバーを出港し、アラスカクルーズを経て西太平洋を南下。岩手県の宮古、茨城県のひたちなかに寄港後、東京に向かう22日間のクルーズを掲載している。