ホーム > クルーズニュース > 2024/10/21 「リゾートワールドワン」 4月末から台湾−沖縄・九州・本州・四国配船
シンガポールの新興船社リゾートワールドクルーズ(RWC)は現地時間の10月18日、配下船「リゾートワールドワン」(75,338総トン、乗客定員1856人)を投入する2025年の日本寄港クルーズについて、「4月30日から11月9日にかけて台湾の基隆を発着港とする沖縄・九州・本州・四国クルーズを運航する」と発表した。新たなクルーズとして、大阪(寄港地は和歌山)と高知、九州と那覇に寄港する6泊クルーズを造成し、いずれも日曜日出航とする。また、既存コースの那覇と宮古島に寄る4泊、石垣島または宮古島に寄港する3泊も継続運航する。
新コースの大阪・高知クルーズについて同社は、「寄港地観光プランとして関西万博の入場券付きツアー、世界遺産の和歌山を巡るツアー、自然と歴史や文化を満喫できる高知周遊ツアーなどを用意する」と、特長の一端を説明する。同じく新コースの九州・那覇は、長崎・鹿児島または八代・鹿児島を寄港地とする2ルートを用意した。
一方、来春から運航する基隆発着の日本寄港について同社は、台湾マーケットだけではなく「近隣アジア諸国から集客するフライ&クルーズとしての販売にも積極的に取り組んでいく」などと強調している。