ホーム > クルーズニュース > 2024/10/24 バイキング 伊フィンカンで5万総トン級2隻新造
11月下旬から日本発着クルーズの運航予定しているスイスに本拠を置くバイキングクルーズとクルーズ船建造では世界最大手の伊フィンカンティエは現地時間の10月23日、2030年に引き渡し予定の新造船建造について基本契約を交わした。また、オプションとして2031年と32年竣工予定の新造4隻について基本合意した。30年引き渡しの新造船は5万4300総トン、乗客定員998人(1室2人換算)。両船ともエコフレンドリーな燃料を利用するとともに、環境配慮型の運航をサポートする最新設備や安全対策システムなどを搭載するという。
バイキングとフィンカンティエリは、2012年に新造船建造に関して初めて合意して以降、今回発注した新造船を含めて総建造数は22隻に積み上がった。この中には、フィンカンの子会社ヴァードで建造した探検船仕様の小型クルーズ船2隻も含まれる。フィンカンから引き渡しを受けたバイキング向けのクルーズ船1隻目は、2015年にデビューした「バイキングスター」(47,800総トン、乗客定員930人)。