2024/10/29
ＭＳＣ 「ポエジア」で2026年に初のアラスカ配船

スイス船社ＭＳＣクルーズは現地時間の10月26日、2026年５月から９月にかけて同社初となるアラスカクルーズを運航すると発表した。投入船は日本に寄港したこともある「ＭＳＣポエジア」（92,627総トン、乗客定員2550人）で、シアトルを発着港とする７泊のウイークリー配船で運航する予定。また、アラスカ配船の前後には、米フロリダのマイアミとシアトルを結ぶ片道型のパナマ運河クルーズも計画している。
同社初のアラスカ配船は26年５月11日にスタートし、９月のシーズン終了まで計26本を運航する。周遊ルートはアイシー・ストレート・ポイント、ジュノー、ケチカン、トレーシー・アーム、ビクトリア（カナダ）。同社では「美しい大自然や珍しい野生動物、アラスカ先住民の文化遺産など多彩な寄港地観光が楽しめる」などとアピールする。
近年、北米配船を拡充する戦略を鮮明に打ち出しているＭＳＣは、季節配船ながら2026年からシアトルを拠点港に加えることで、米国の発着港は５港に増える。

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