ホーム > クルーズニュース > 2024/10/30 HALの2026年ワールド 配船ルートを一部変更して日本へ
米ホーランドアメリカラインは現地時間の10月29日、2026年1月から「フォーレンダム」(61,214総トン、乗客定員1432人)で運航するワールドクルーズについて「航海ルートを一部変更する」と発表した。当初予定していた中東から紅海を経由して地中海に向かうルートをキャンセルし、オセアニアに寄港後はアジア海域を順次北上して台湾、日本、アラスカ、北米西岸、パナマ運河通航を盛り込んだ。
「フォーレンダム」を投入する26年のワールドは、1月4日に米フォートローダーデールを出る132日間のロングクルーズだったが、ルート変更によって1日増の133日間となる。また、当初は「39か国・47の港に寄港する」としていたが、こちらは「23か国・51港」に変わる。
今回の変更では、シンガポール出港後に順次アジア海域を北上してベトナムや香港、台湾、日本に立ち寄る。公表されたリリースには、日本の寄港先として長崎と東京の名前があるが、それ以外の記載はない。日本時間の10月30日午前11時半現在、同社ホームページに掲載している26年のワールドのスケジュールは変更前のもので、日本を含めたアジア海域の寄港地詳細は示されていない。