海の再生最前線

4つの湾の再生物語「豊かな海を再生するために」

「海の再生プロジェクト」
海の再生プロジェクトは、平成13年度の都市再生プロジェクト第三次決定「海の再生」を受けて、平成14年度から東京湾、伊勢湾、大阪湾、広島湾の4つの湾で進められています。
首都圏をはじめとした大都市圏を抱える閉鎖性海域の水質汚濁の慢性化を解消し、豊かな海を再生することを目指しています。

「湾再生推進会議と再生行動計画」
4つの湾では、海の再生プロジェクトを推進するために、国や地方公共団体などで構成される再生推進会議を設置しています。
平成14年度に策定された東京湾再生行動計画を皮切りに、大阪湾(平成15年度)、伊勢湾と広島湾(平成18年度)それぞれで再生行動計画に基づく湾再生に向けた様々な取り組みが進められています。

「新たな課題への対応」
地球温暖化による海水温や海面の上昇、台風の大型化や水害の甚大化、一部海域での貧栄養化、海洋プラスチックなど、新たな課題が顕在化しています。
そのため、各湾とも情報共有を一層推進するとともに、多様な主体の連携や民間活力の導入などに積極的に取り組んでいます。